強いメンタルを持つには?
仕事で指摘されたり注意されるとすぐに動揺してしまいます。
悪い時は寝るまで引きづることもあり、こんなことではいけない、どうしたら強いメンタルを持つことができるのだろうと思い、「神メンタル」を読みました。
本書で学んだポイントをまとめていきます。
1. 結論
本書を読んだ上での私の結論です。
強いメンタルを持つには、メタ認知能力を鍛えることが必要。
2. メタ認知能力とは?
では、メタ認知能力とは何なのでしょうか?
メタ認知とは「自分の認知活動を客観的にとらえる、つまり、自らの認知(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を認知すること」とのことです。
この能力を鍛えると、自分の感情がコントロールしやすくなると本書では述べられています。
自分の感情をコントロールしやすくできれば、仕事で指摘されたり注意されたりしても、ズルズルと引きづらずにスパッと切り替えができるようになるわけです。
3. メタ認知能力の鍛え方
メタ認知能力を高めるには鍛える必要があります。
鍛え方として、本書では以下2点が述べられています。
方法1:自分自身を上空から客観視することを習慣づける
具体的には、1人会話形式で紙に書き出していく方法です。
例えばこんな感じです。
相談する自分:今日は仕事で注意をされてしまった。
助言する自分:何で注意されたの?
相談する自分:お客さんの意図するような資料で提出できなかったんだ。
助言する自分:どうすれば意図できる資料が出せたんだろう?
相談する自分:とにかく急ぎだと言われて記載内容が曖昧なところがあったんだ。だからもう少しお客さんから内容を聞いておけばよかった。
助言する自分:そうだね。では次回からは急ぎだったとして、まずは落ち着いて内容を確認しよう。その方が最終的に双方で納得できる資料になるはずだ。
私は書き出さないと難しいのですが、可能な人はもう一人の自分を空想して話しかける方法でもありです。
方法2:鏡に映る自分を見て、話しかける
実施できる場所が限られているという制約はありますが、方法1で書いた紙に書き出す方法を鏡に向かって行う方法ですね。
余談ですが、西尾維新さんの恋物語というアニメで、貝木というキャラクターが鏡に対して話しかけ自問自答するというシーンがありましたが、これをやっていたんだなと思い出したものです。
4. その他本書で印象に残ったポイント
メタ認知能力を鍛える以外にも、印象に残ったポイントや実践方法がいくつもありました。抜粋してご紹介します。
- 自分の理想を実現している人に教えてもらう
→ここでの本題でいうと、強いメンタルを持っている人にどうすれば強いメンタル
を持つことができるか、聞いてしまうのが手っ取り早いわけです。私にも思い
当たる人が何人かいますので、コロナショックが落ち着いたら聞いて見たいと
思います。 - 不安や緊張を感じたら、不安や緊張を認める
→「明日のプレゼンが不安だ、会社行きたくないな」、
「資格直前で緊張してきた、落ちたらどうしよう」など不安や緊張を感じるこ
とがあると思います。そんな時に上記のような感情とならず、
「あ、俺は今緊張しているんだな」と認めてあげるだけで、不安や緊張が和ら
ぐと述べています。これはまだ私自身実証できてない箇所なので、
今後この思考をして見てどうなるか試してみます。 - どんな出来事があっても、「ラッキー」、「ツイてる」、「ありがとう」と良い意味を見出す言葉を口にする習慣をつける
→人間の脳は自分が設定した理由を探す能力があるそうです
つまり、ネガティブな事柄が起きたとして、ポジティブな言葉を言えば、
その事柄がポジティブになる理由を探し出してくれると本書で述べています。
私の例で言えば、「今指摘されたのはツイてる、これで直し行けばいいだけだ
し、もっと上席の方から指摘されるよう全然マシだ」というような感じでしょ
うか。
5. まとめ
強いメンタルを持つには、メタ認知能力を鍛えることが必要。
メタ認知能力を鍛えるには、
・自分自身を上空から客観視することを習慣づける
・鏡に映る自分を見て、話しかける
以上
作成時間:1時間